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prime52729masaのブログ

建築や街の身近な話題を取り上げたいと思っています。

エコハウスについて

今月の7日に大阪のATCグリーンプラザで「エコ・ハウス」というテーマで講演やプレゼンテーションがありました。
少し個人的に興味がありましたので、大阪まで出かけてみました。結果として良かったと思っています。

最初に東京大学の前真之助教授のレクチャがありました。興味を覚えた部分をまとめてみようと思います。前先生について一事付け加えておきますと、建築学科の環境工学を専門とされている方で、研究に従事されるばかりでなく、一般向けの御著書の出版や講演も盛んにされている方です。以下が講演の要旨です。

まず日本の住宅の熱環境の現状ですが、やはり昨今の省エネ・エコロジーの何かにつけて問われている中では問題点が幾つかあります。

日本では家は「夏を旨とすべし」とされていましたが、寧ろ「冬を旨とすべし」ということ。

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確かに自然環境となじんだ「風通し」の良い家というのは私も惹かれる気持ちがあるのですが、都市の密集した住宅地では実現はしづらくあまり目標とはするべきではない、むしろ断熱・気密を確保して今日の高効率のエアコンを積極的に利用すべきである。
関西の太平洋岸のいわゆる温暖地は冬場は特に朝方かなり冷え込んで快適とは言い難い。現に朝方に亡くなる人の割合が多いとされている。

日本の住宅の現状を考えると、まず断熱・気密化を推進するべきで、それとあわせて日射遮蔽・コントロール、サッシュの断熱化に力を入れるべである。断熱では省エネに留まらず快適性が格段に向上する。断熱化によって上下の温度差が小さくなり快適、健康感が増進する。上下の温度差は2~4°程度が理想だが日本の家の現状では8°程もあるのでもっと低減しなければならない。

その他に省エネという観点からは特に給湯、照明が常時使用しなければならないので特に大切とされる。
またZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)という取組があるが、通産省の補助もあって、これからこれからもっと普及していくであろうということでした。

 

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 以下は私の事務所HPのURLです。

http://puraimusekkei.org/